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前回の問題を修復し昨夜、再稼働させた。
しかし・・・結果的には同じだった。
納得が行かないので夜中に再分解をして仕組みをおさらい・・・良く解らん??
しかしRepRap系である事をおもいだし、PRN3Dの説明書を開いた。
そして、納得、理解出来た。

「図1」ヒートエンド?の概念図。
①が全体図、②がヒーター部分の拡大図、
③がエクストルーダーガイド(ルート)エンド=名称不明の為=EXGEと略す。
前回の修復でエンドノズル、EXGEの接続部に漏れ止めとしてシリコン接着剤を併用した。
熱伝導性300度と言う奴だ・・・結果これが悪さしたと思われる。
今回、解った事は熱伝導の性質を利用していた事で単純に全体をヒートすれば良いと考えて居た事に間違いが有ったという訳だ。
理由は図の②から、
1:ヒーターの熱は全体を温めるのでは無く、表面を伝ってノズルエンドを温めなければ成らない。
2:この時、ノズルは内部迄温められなければ成らないのだがその熱がEXGEに伝わってはいけなかったのだ。
3:この熱伝導をブロックしていたのがPTFEチューブだった。
4:PTFEチューブ内は70度以下?迄下げられなければ内部でフィラメントが溶け出しエクストルーダー(モーター)による送り出しを阻害(トラフィック)要因になってしまう。
「追記:70度と言うのはベッドに張り付いて居る温度を基準に考えた未確認だが実融点と仮定」
5:つまり図の赤く塗られた部分がヒート部分、青い部分が非ヒート部分と分離されなければならなかった。
6:上記を理解した上でEXGEとエンドノズルは密着しノズル内で溶けたフィラメントがEXGE内で溢れたり漏れたりしてはいけないという訳だ。
7:PTFEチューブの先端がその熱伝導性をもブロックしている為、先端が斜めとかでは無く
エンドノズルに密着していなければ成らなかった。
「追記:隙間が出来るとその部分でデブリ化し簡単には融解し無く成る」
8:レイヤーファンはこのEXGE「図の③」を冷却する為の物と考えると良いのかな?
上記とPRN3Dの差異から判断すると通称「水道テープ=PTFEテープ」によるヒーターとノズル、EXDGの外縁の絶縁、熱遮断、漏れ止めが有効と判断される
(耐熱性260度なのでABSは240度迄上げられれば良い・・・当面問題無いと思われる、ただし質の悪い物も売られて居る為、その点は注意)
今回の修復では、精度、性能を上げた為、悪い部分も増長し改悪になってしまったという訳だ。
PS:上記から、フルメタルヒートエンドでは無い様な感じもする、
がフルメタルはエクストルーダー部分の事なのかもしれない。
ヒート能力は250度程度で良いので、余裕を見て255度迄上げられれば良い為
(PTFEの260度を下回る)
次回は、その点を踏まえた再組立てをするつもり。
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