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新型機導入(タランチュラ)#15


本日は追加工として、ホットエンドにカプトンテープを巻きました。
ホットエンドの保温、
エクストルーダーガイド(ルート)エンド=EXGEの熱源からの切り離しが目的。
どうやら、目論見は成功した模様。
設定温度に達するとニュルニュルとABSフィラメントが出てきました。
数回、エクストルードも試しましたが送りだしピニオンの空回りもしない模様。
やっと、振出に戻ったかな・・・今度はスタート台に立つべく、ヒートベッドです。
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新型機導入(タランチュラ)#14

先記を踏まえて組み直した結果。
「有効である」と確認できた。
但し、「ヒートブロック(ノズル)内でデブリ化したフィラメントが再起動後(次回プリント)、
再度溶け出して使用可能か?「デブリのまま熱を遮断してしまうと送り出し不可になる」は謎。
と言うのは、印刷中エクストルーダーに負荷が掛かり「カッカッカッ」と
送り不良を起こした事も確認した為。
そのまま待つと印刷が継続出来たので、プリヒーティングが必要かもしれない?と感じた。

新型機導入(タランチュラ)#13

前回の問題を修復し昨夜、再稼働させた。
しかし・・・結果的には同じだった。
納得が行かないので夜中に再分解をして仕組みをおさらい・・・良く解らん??
しかしRepRap系である事をおもいだし、PRN3Dの説明書を開いた。
そして、納得、理解出来た。

「図1」ヒートエンド?の概念図。
①が全体図、②がヒーター部分の拡大図、
③がエクストルーダーガイド(ルート)エンド=名称不明の為=EXGEと略す。
前回の修復でエンドノズル、EXGEの接続部に漏れ止めとしてシリコン接着剤を併用した。
熱伝導性300度と言う奴だ・・・結果これが悪さしたと思われる。
今回、解った事は熱伝導の性質を利用していた事で単純に全体をヒートすれば良いと考えて居た事に間違いが有ったという訳だ。
理由は図の②から、
1:ヒーターの熱は全体を温めるのでは無く、表面を伝ってノズルエンドを温めなければ成らない。
2:この時、ノズルは内部迄温められなければ成らないのだがその熱がEXGEに伝わってはいけなかったのだ。
3:この熱伝導をブロックしていたのがPTFEチューブだった。
4:PTFEチューブ内は70度以下?迄下げられなければ内部でフィラメントが溶け出しエクストルーダー(モーター)による送り出しを阻害(トラフィック)要因になってしまう。
「追記:70度と言うのはベッドに張り付いて居る温度を基準に考えた未確認だが実融点と仮定」
5:つまり図の赤く塗られた部分がヒート部分、青い部分が非ヒート部分と分離されなければならなかった。
6:上記を理解した上でEXGEとエンドノズルは密着しノズル内で溶けたフィラメントがEXGE内で溢れたり漏れたりしてはいけないという訳だ。
7:PTFEチューブの先端がその熱伝導性をもブロックしている為、先端が斜めとかでは無く
エンドノズルに密着していなければ成らなかった。
「追記:隙間が出来るとその部分でデブリ化し簡単には融解し無く成る」
8:レイヤーファンはこのEXGE「図の③」を冷却する為の物と考えると良いのかな?
上記とPRN3Dの差異から判断すると通称「水道テープ=PTFEテープ」によるヒーターとノズル、EXDGの外縁の絶縁、熱遮断、漏れ止めが有効と判断される
(耐熱性260度なのでABSは240度迄上げられれば良い・・・当面問題無いと思われる、ただし質の悪い物も売られて居る為、その点は注意)
今回の修復では、精度、性能を上げた為、悪い部分も増長し改悪になってしまったという訳だ。

PS:上記から、フルメタルヒートエンドでは無い様な感じもする、
がフルメタルはエクストルーダー部分の事なのかもしれない。
ヒート能力は250度程度で良いので、余裕を見て255度迄上げられれば良い為
(PTFEの260度を下回る)
次回は、その点を踏まえた再組立てをするつもり。

新型機導入(タランチュラ)#12

前回のトラブル原因を突き止めました。
案の定、ノズルの詰まりでした。
エクストルーダーを分解すると・・・フィラメントが中で固着していた。
真鍮部分迄はみ出している・・・!?
ヒーターを固定するイモネジ穴がなめて居て、6角ドライバーが空回りしてしまう・・・
「作りの悪さは某中製の特徴?」ニッパーで挟み回して外した。
ノズルとガイド?(銀色のパイプ)はシリコン系接着剤?で緩み止めされているが
ラジオペンチなどで挟んで捩じれば、簡単に外れる(傷をつけない様に、力を入れず滑らせず)
後は詰まったフィラメントを、台所のガスコンロで炙れば中身は溶けだす。
PRN3Dで経験済み。

仕組みを調べる為、次期装備用デュアルエクストルーダー(別購入)のヒートエンド部分も分解してみた。
やはりイモネジが良くないだけでなくネジ山が舐めてしまった。
仕方ない、熱伝導性接着剤を購入し、組直す迄お預け。
尚、熱伝導性接着剤はCOM-G52を試してみるつもり。
この機種は260度まで耐えられると言う(ただしフルメタルのヒートノズルにしないと駄目現在の仕様ではMAX240度。調べたらRepRap系はこれがフルメタルホットエンドでした(追記)

新型機導入(タランチュラ)#11

問題発生しました。
エクストルーダーモーターが「カッカッカ」と空回りをしてしまいます。
上手くフィラメントが送られて無い模様。
引っこ抜いてみようとすると…抜けません。
「はて?」とヒートエンドからPTFEチューブを抜くと・・・中で溶けたフィラメントが詰まってしまって居ます。
「砕こう」としたけど駄目でPTFEをカットしたり・・・しかし、短くなりすぎた為諦めて新しくPTFEチューブ(ID2:OD4mm)を購入しました。
本日届いたので早速エクストルーダーを分解してみました。

PTFEチューブを固定する金具(名前不明)の 中でデブリ化します。
ドライバーをノミ替わりにデブリを排出しました。
新しいPTFEチューブを挿入しテストすると何とか大丈夫そうですのでプリント開始。
しかし・・・印刷されません・・・どうやら詰まっている模様。
恐らくはノズルの中だと思われます、PRN3Dでも経験しましたので・・・。
後日分解する事にして本日は終了。